今回は、サバイバー・ハンター共にアイテムやスキルを使う、実践的なチェイスルート構築を解説します。サバイバーのアイテムや、ハンターのスキルを考慮した上でチェイスルートを構築できるようになれば、ランクマッチでもチェイス能力の向上を感じられると思います。
ハンターのスキルだけを考えよう
いきなり、サバイバーのアイテムとハンターのスキルの両方を考えることは難しいので、始めはハンターのスキルだけを考えてチェイスルートを構築してみましょう。
ハンターの板破壊や迂回、読み合いなどの選択肢に、スキルの使用が選択に追加されるため、ハンターがどれを選んでも対応可能なチェイスルートを構築する必要があります。
と言っても、文章だけでは伝わりづらいと思うので、わかりやすく動画と画像で解説します。
スキルなしならこんな風に、先倒ししてピンクの▢に囲われた板に移動できますが、、、

ハンターがスキルを選択した場合ダメージにつながってしまいました。
では、チェーンに捕まらないために、一枚目の板を素通りしピンク▢の板に移動するとどうでしょう。
ピンク▢の板を先倒しして、チェイスを続けることができました。
二つ目の動画のように、ハンターがスキルをどのように使うかを想定し、それを無力化できる解決策を作り出すことでチェイスを安定して伸ばすことができます。
重要なのは、ハンターの動きの想定→それに対応したチェイスルート構築の順番で考えることです。ハンターがどのように動くかの予測ができなければチェイスルートの構築が出来ません。
サバイバーのアイテムとハンターのスキルの両方を考えよう
どれだけ最適なチェイスルートを構築しても、サバイバーにアイテムやスキルがなければ、いずれチェイスには限界が来ます。しかし、アイテムを使用することでサバイバーの選択肢が広がり、ダメージを回避する可能性が高まります。
↓例1:フライホイール効果
↓例2:呪術師の魔像
このように、スキルやアイテムがサバイバーの選択肢を増やすことで新たなチェイスルートを構築できました。ただ、ここからが大変なんです。というのも、ここまでくるとハンター・サバイバー共に選択肢が多くて、チェイス中の短い時間に最適なチェイスルートを構築するのが難しくなってきます。
ハンターがどんな行動をするのか想定できず、気づいた時にはチェイスルートの構築が不可能になっていたり。ハンターの行動を想定できても、短い時間では解決策を出せずにダメージを受けたり。
実際にチェイスルートを構築するには、1:ハンターの動きを想定する。2:素早く解決策を出す。この二つの能力が必要になります。では、どうしたらこの二つの能力を上げることが出来るのでしょうか?
チェイスの振り返りでチェイスルート構築を上達させよう
ハンターの動きの想定と、素早く解決策を出す能力の向上は、経験値の取得で可能です。
極端な話、板の先倒し後芸者の刹那生滅でダウンした際「あー、フライホイール効果使えばよかったなぁ」と経験を積んで、次の試合で全く同じ状況になったら、前回より「フライホイール効果を使う」という解決策が早く出てきます。
しかし、上記の例のように必ず解決策が出るとは限りませんし、試合中は気づけない最適なルートがある場合も多いです。そのため、チェイスの振り返りを行うことで時間をかけて、解決策を探すことが出来るかつ、自身の想定できなかったハンターの行動も復習することが出来ます。
試合の録画機能の使い方とおすすめの振り返りの仕方
第五人格には試合の録画機能があるので、それを活用して試合を振り返ることが出来ます。アプリなどを使って試合ごとに画面録画をする方法もありますが、自身がチェイスをしなかった試合も録画してしまう点と、ハンターの視点を見ることが出来ないという点から、第五人格の録画機能をおすすめします。
第五人格の録画機能は試合後に「録画保存ボタン」を押して保存する方法と、直近10試合を自動的に録画してくれる方法の2種類があります。私は、録画保存ボタンを押し忘れて後悔することが多いので、自動保存を利用しています。
録画保存ボタン

自動保存の設定
設定→対戦から一番下の方にある「対戦録画自動保存」オンにする

第五人格の試合録画には巻き戻し機能が付いていないので、何度も見たい方は録画をさらに画面録画して、巻き戻しながら見ましょう。
実際にチェイスを振り返ってみた
実際にチェイスシーンを振り返ってみましょう。
一つ目のミスは「ハンターの動きの予測」が不十分だったことにより発生し、二つ目のミスは「解決策を出す」のが遅かったことで発生した。
チェイスが上達しないと感じる人へ
チェイスルート構築を行うためには、1:ハンターの動きを想定する。2:素早く解決策を出す。の両方が必要です。大抵は「ハンターが起こす行動の予測が遅い」か「予測した後の解決策を出すのが遅い」のどちらかなので、チェイス中の自分の課題がどっちなのかを振り返りで把握しましょう。
どちらが苦手か分かれば、チェイス中と振り返りの時により苦手な方について考えることで、経験値を多く得ることが出来ます。
まとめ
チェイスルート構築は、簡易チェイスルート構築に、サバイバー・ハンターのアイテムスキルの選択肢が加わったもの。ハンターの動きの想定→それに対応したチェイスルート構築の順番で考えることが重要
ハンターの動きを想定する能力と、素早く解決策を出す能力が必要。能力を上げるには、チェイスを見返して経験値を積む必要がある。
チェイスルート構築は上達させるのに多くの時間と経験が必要ですが、経験値を積むほどチェイス力が上がり、いずれ全てのハンターにチェイスが出来るようになるので、練習頑張りましょう!
サバイバーの「立ち回り」についての解説記事はこちら!
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